miedom2010-02-03

どこで読んだか聞いたか思い出せないハナシが幾つかある

真面目そうなサラリーマンが電車の中で座席からつと立ち上がって

「みんなー!ウソー!こんなの止めー!違うー!ダメー!」

とか叫ぶというハナシが大好きで実話だかフィクションだかどこで見た聞いたかも分からず他のヒトにも伝えたりしてたんだが

今日コレを読んでいて

ひょっとしたら元ネタはコレかなと思う


現在を「世を忍ぶ仮のすがた」だと考える多くのサラリーマンたちは、白ワイシャツとネクタイで覆面して、現在の中に巧みにまぎれこんでいる。そして、「今に見ていろ」と、心に誓いをかけて、希望病にとりつかれているのである。
那須さんからきいたあるサラリーマンの一挿話である。
 「製薬会社で五十五歳までつとめて、家庭ではよきパパであった一人のサラリーマンが、定年のパーティーをやって、家へ帰ってきた。
 いつものように背広を浴衣に着替えて、茶の間でくつろぐ。テレビではヒットパレードをやっている。奥さんがお茶をいれている。
 と、ふいに彼はガバッと身を伏して泣き出した。『ちがうんだ!ちがうんだ!ほんとの俺はこんなんじゃない……ちがうんだ!』」

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読み終わった

次は多分コレ