BAR 猫貴族
茅場町の通りを歩いていたら小さい洋館を2つ無理矢理くっつけた様な古い建物があって
建物の前にはカルピスの黒人マークみたいな書体とイラストで
http://images.google.co.jp/images?svnum=100&um=1&hl=ja&lr=lang_ja&q=%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%94%E3%82%B9%E3%80%80%E9%BB%92%E4%BA%BA%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF
「BAR 猫貴族」と看板が
店の入口の両開きの扉が開け放たれていて店内の様子がよく見えた
カウンターの前に店主と思われる老人とその連れ合いだろう外国人の女性
2人の前にデカくて汚い皮膚病に見える老猫が違う血統ぽい雑種で2匹
2人と揉めているスーツ姿の集団が居て連中は国からの強制立ち退きを執行している最中みたいで
店内にはホームレスみたいな客がいっぱいに入って強制立ち退きに抵抗を見せているようだ
しかし店内がとんでも無く汚い
埃が積った上に飲食の飛沫が乗って染みになっているような有様で店主達とホームレス連中の区別がつかない
店の前に若干の人だかりが出来ていたので紛れて遣り取りに耳を澄ます
店の起こりは戦後に爵位が廃止された頃まで遡り
元華族の先代が社交場を作ろうと商売を始めようとしたことが発端らしい
ほぼまんまだが武士の商法って感じで紆余曲折があった結果が汚い店内と外国人の妻と強制立ち退きのようだ
物語は不始末なガス漏れに因るガス爆発で粉みじんになることを示唆しながら終わったが
水木しげるのタッチで描かれたこんな夢見た朝に「さー今日もガンバルゾー」って気分には成れない
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以前
とヤンキーから置手紙を残される
ただし夢の中で
http://d.hatena.ne.jp/miedom/20070220/1171940973
とあったように今回も差し当たり「BAR 猫貴族」という店が存在するのか調べる
無かった残念