miedom2007-05-11



最近ウソついてないな

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こないだ帰省したときのことなんだが

今年の4月で小学4年生になった甥が卓球部に入部していた(オレの地元では小学4年生から部活動開始)

甥はオレの実家と同じ学区に住んでるせいで元々オレと同じ小学校に通ってたんだが

なんだよ部活までオレの小学校んときと一緒か

部活動の内容なんかを詳しく聞いてたらなんでも昨今生徒数が減ったせいか放課後は体育館を解放して父兄も一緒に打ってたりするらしい

ふふんオレも甥をコテンパンにノシしてやる(オレは大会出る度に県大会くらいまでラクに進んでたレベル)

卓球用の洋服と靴は流石に用意できなかったがオレが現役のときに使ってたラケットがまだ押入れに眠ってた(タキネス懐かしい!)

帰省の際に履いていたスニーカーを綺麗に磨いてビニール袋に入れて内履きと偽り父親のサンダルを履いて放課後の小学校に向かう

話にならないくらいオレの勝利

オレのサーブ権のときは全部サーブだけで決めてやった

あからさまに元経験者のオレの動きに反応して周りの父兄が話しかけてきて何度か手を合わせたり(そこはほどほどに手を抜く)

父兄の中に知った顔が

あああ

Aだ

一気に具合が悪くなる

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小学校のときのオレは学業優秀スポーツ万能通信簿はほとんど5でいつも冗談を言っては先生を巻き込んで周りの生徒を笑わせてるなんてよくいる人気者で(全く勉強しないせいか以降学校を上がる度に成績は下がったが)

児童会には常に在籍していた(性格は今の4倍は明るかったと思う)

応援団団長なんてこともやっていたことがある(消したい過去)

実家の経済状態も(田舎のあの辺じゃ)そこそこ裕福で母親がPTAん中でもエラかったんで何でしょうココまで書いてきて少し吐き気がしてきました

Aはオレと同じクラスで同じ部活だった

Aは成績が極端に悪く卓球もヘタクソでえーと筒井康隆の小説で団地の人達と持ち家の人達が戦争をするハナシがあったが田舎のあの辺で団地に住んでてえーとえーと何ていうか貧乏で背も低くて色が黒いのは地黒なのか風呂に毎日入ってるのか疑問に思うキャラで

オレは当時Aを真綿で首を絞めるような感じでイジメてた

ええと再度吐き気ですが軽く打ち明けますと周りの割りと荒っぽい生徒にAの服装や発言や行動なんかを軽くバカにして冗談ぽく言うわけですよ

そうすると周りの連中がいちいちソレにウケてくれて結果Aをイジメる行為に走ると

先生ウケの良いオレは職員室で同じような冗談を先生の前で披露して得意になるなんてことも

周りで笑いを取ったことに満足なだけで当時はイジメてる意識が全く無かったが歳取ってから思い返す度にとっても気持ち悪いことをしていたと感じて具合悪くなっていた

うんこしながらフト思い出してウワーとか叫んだことも何度かある

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恐怖で目を逸らせなくてじっと見てたらAから話し掛けて来た

ああ久しぶり!髪の毛が長くてよく分からなかったけど**くんだよね?色が白いからひょっとしてと思ったんだけどそのラケットはそうだよね?(津軽弁で)

うげえ新しいの買って来れば良かったかも(検索しても出てこなかったが当時オレが使っていたラケットはペングリップで両面ラバーのロータスとか言うかなり珍しいモノ)

イヤ待て当時ダレにも全く意識させず自分ですら結果イジメてることに気付けなかったくらいだからAはオレのことを何とも思ってないかも知れない

そうそうオレはイジメてなんかいないよクラスでも部活でも仲良くやってたじゃないかていうかオレ人気者だったしそもそも小学校のときのことなんてダレも憶えてないって

子供が甥と同じ小学4年生でやはり卓球部に入ったらしく偶に放課後打ちに来てるらしい

おいおいオレと同じ歳で小学4年生のガキが居てこの時間に卓球出来るってオマエ一体どんな人生送ってるんだつうかソレ本当の子か

怖くて突っ込めなくてニコニコしながら上の空で適当なコト言ってたらもの凄い後悔してるが帰りにAのウチに寄ってオレがPCの設定を見る流れになった(何でネットの住人は持ってるPCや通信環境のことを話題にしますか)

コイツまだあの団地に住んでんのかな

Aは相変わらず背が低くて色が黒くて喋るときにドモるんじゃないだけどなんかヘン(会話が連続で出来ない)

ユニクロも出店してるんだからもうちょっと考えようよって感じのファッション

Aの子供は褒めるところが見つからないような様相の女の子

未だに自分で散髪してるオレの見立てだと家庭内散髪だな多分

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甥だけ先に帰してオレ1人でAの家に向かう

勿論昔のまんまの団地に連れて行かれました当時からいつ出来たのか疑問に思うくらいの汚い団地です他の団地は建て直してキレイになってるものもあるのになんで寄りによってココだけというか少し噴出しそうになったってのが正直なところ

出してくれた座布団もかなり躊躇するような代物だったが埃が積もってるように見える絨毯に直坐りするよりはマシかと昔骨折した右足を庇って女の子坐り(地べたに座る習慣が無いのでそれでも緊張)

ちょっとヨギったがやっぱりアナログ回線にモデム

まあいいや全部設定して注意書きをデスクトップに.txtで残して帰ろうとする

と思ったらAが懐かしいねーとか言い出して小学校の卒業アルバムを取り出して来た

あああ

今思い出した

オレんときの卒業アルバムはクラス全員をそれぞれ紹介する文章を学級委員が書いていた

勿論学級委員だった当時のオレの最高の冗談だと悦に入ったAに対する皮肉に収まらないアノ文章

見たくない見たくない見たくない見たくない

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ここまで書いて酔い限界寝る